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2018.06.17
部活訪問

競技ダンス部

体育会所属団体訪問(20) 競技ダンス部

 6月17日、第102回東部日本学生競技ダンス選手権大会(通称:春東部)が獨協大学にて行われ、我が大学競技ダンス部の1部順位を競う試合ということで、お邪魔させていただきました。♂️

上智大学競技ダンス部は、全国加盟大学が約120校、3000名を超える学生舞研人がいる中で、毎年全国大会で優秀な成績を収めており、体育会部活の中でも特に注目度の高い実力派の部活です!!

競技ダンスは、大きくモダン(ワルツ、タンゴ、スローフォックストロット、クイックステップ)と、ラテン(チャチャチャ、サンバ、ルンバ、パソ・ドブレ)という2つのジャンルに分かれています。上智では、2年次にどちらかの専攻を選び、ぞれぞれのジャンルでパートナーと協力しながら全国レベルを目指し、研鑽を積んでいます。

 競技ダンスの試合というと、静かな会場で皆が神妙な顔つきでダンスを見ているようなイメージを持っていました。試合当日、会場に入った瞬間に聞こえる歓声と共に、そのイメージは覆されました。自分の順番を待つ選手は空きスペースで動きの確認をパートナーと行い、10組程の出場者は一つの曲に合わせてそれぞれが思い思いに踊り、その他の部員は舞台を囲み、声を張り上げて応援する。会場全体が舞台を中心にひとつになっているようでした。美しいドレスを身にまとい、キラキラと輝く女性とそれをエスコートする男性には、かつての貴族を思わせる風格と、競技として、今までの気の遠くなる努力を感じることができ、身震いを抑えることはできませんでした!!


今回の春東部で、上智大学は団体5位という成績を残し、1部残留を決めました。後日、スローフォックストロットの部で2位の成績を残した競技ダンス部主将の二瓶さん・吉田さんペアと、期待のエースで、ワルツの部12位の鈴木さん・木名瀬さんペアにお話を伺いました!

二瓶さん・吉田さんカップル

○今回の試合はどうでしたか?「自分たちカップルは、ワルツ5位とスローフォックストロットが2位という結果で、全然満足のいくものではありませんでした。先日の春東都では両方優勝という好成績を残せていたので、今回春東部の結果には反省する点があります。夏に全国大会が大阪で行われるので、そのときに巻き返していきたいと思います。
 団体は5位でした。モダンは想定していたより良かったのですが、ラテンの結果が芳しくなかったため、今後どのように改善していけるかが課題です。」
○主将として、これからどういった部活にしていきたいですか?
「去年は全国で5位だったので、目標は全国制覇です。自分は今年が最後なので、今年必ず全国制覇をしたいと思っています。」

○主将カップルとして、他の部員から一目置かれている二瓶・吉田カップルですが、今まで努力されてきたことはありますか?「朝9時前に学校に来て、1限前に練習し、夜は8時まで学校に残って練習する、そういうサイクルを続けてきました。3年次で優勝できたのも、練習があったからこそです。」


鈴木さん・木名瀬さんカップル

○今回の試合はどうでしたか?「12位まで賞状がもらえるので、嬉しかったのですが、他大の同期でいつも順位が1つ2つ違うカップルに今回敗れてしまったのが悔やまれます。次回は勝ちます!」
○これからどういう選手になっていきたいですか?
「主将カップルのように、決勝まで行くことはだれも疑わない技術を持ち、団体成績に確実に貢献できるような選手になっていきたいです!!」

全国大会は7月8日に大阪で行われます。これからの競技ダンス部の活躍に期待大です!!