News

最新ニュース


2019.03.01
部活訪問

部活訪問:スキー部


体育会所属団体訪問(31)
 スキー部⛷

 2/20(水)に長野県・野沢温泉スキー場で行われた、全日本学生スキー選手権大会の観戦に行ってきました!
 前日には雨が降り、雪が固まって滑りやすいコンディションでない上に、当日の天気は雨混じりの曇り、山の頂上には霧がかかるなどレース向きとは言えないなか大会は行われました。

 このレースはGS(大回り)と呼ばれ、30mのコース上に立つポールの横を波線状に滑り降りるものです。選手が合計2回滑り、その2本の合計タイムで順位を競います。1本目の途中で転んでしまうとタイム換算されず、2本目も滑ることができないという、私たちが想像していたよりもシビアな世界でした。

 ----------------------
 上智大学スキー部は、現在男子11名・女子5名の計16名で活動しています。

 今回は主将の田代航選手と、注目選手として窪嶋竜太選手にお話を伺いました!

 ▶︎田代航さん
 1.今回の試合について。
 よかった点:
 前日から程よい緊張感の中進められていました。インカレという学生スキー最高峰の大会において、ガチガチになることもなく、集中を切らすわけでもない状態だったのは非常に良かったです。フレッシュな1年生が多いからこそかと思います。
 悪かった点 :
 バーンへの対応です。濃霧の中、雨が降りバーンが締まり実力を発揮しきれなかった子が多かったと感じます。

 2.試合で意識していること。
 直前はあえて自分が主将であることを意識しないようにしています。目の前のレースに集中するためです。その代わり前日にきちんと必要な手はずを整えています。

 3.これからの部活をどのようにしていきたいか。
 私たちの部員はとても優しい子が多いです。本当にいい子達で部活も運営しやすいです。ただ、勝負の世界においては優しすぎると感じるときもあるので、もう少し勝ちにこだわる姿勢を持てれば、よりよい部活になると感じます。

 4.この競技の魅力と難しい点はどんなところか。
 魅力:
 雪で繋がっている人たちの絆の強さ。個人競技だけど、一緒にトレをして同じ釜の飯を食う仲間たちとは本当に仲がいいです。
 難しい点:
 純粋なカレッジスポーツではなく、大学から始めた人と小さな頃からやっていた人の差があることです。特にいわゆる技術系(回転や大回転)。ただし高速系(スーパー大回転や滑降)に関しては、根性や怖いもの知らずさが大切で、大学から始めた人にも可能性があることがやりがいに繋がります。自分も大学から始めた身ではありますが、毎年成績が上がっていくのが目に見えて分かることが嬉しいです。

 ▶︎窪嶋竜太選手

 1.今日の試合はどうだったか。
 10位以内入賞を目指していて、一本目で14位といい位置につけましたが、2本目ミスをしてしまい11位という結果に終わってしまいました。2本目に関しては、ミスをするまでは、いい滑りができていたので悔しかったです。

 2.試合で意識していることは何か。
 ミスを恐れずに攻めることです。

 3.この競技の魅力はどんなところか。
 一つのミスが大きなタイムロスにつながるが、ミスを恐れていては勝つことができません。いかにミスをせずに、攻めきれるかということが魅力だと思います。

 4.今後の目標をお願いします。
 全国岩岳学生スキー大会で優勝することです!

 ----------------------
 筆者はスキーにはあまり詳しくないのですが、最短距離でポールを周る選手たちの姿はとても格好良く感じました。また、良いタイムが出ると大学関係なく歓声が上がり、いい雰囲気なのだな感じました。
 ぜひスキー部さんをこれからも応援しましょう!

 スキー部の皆さん、ご協力ありがとうございました!✨