上智大学体育会本部

【全国スポーツ学生の集い】

12月14日（土）に全国の体育会員が京都に集結し、「全国スポーツ学生の集い」が開催されました！

近年、「大学スポーツ協会（略称：UNIVAS）」の設立など、大学スポーツは大きな転換期を迎えています。しかし、一連の動きの中で、学生の意見を発信する機会はありませんでした。また、学生側にも大学や競技を越えたつながりがなく、そもそもこの改革の評価と対応を考えるための体制は整っていません。さらに、地方の大学には、そもそも情報を得る機会がないという深刻な問題もあります。

　そこでこの集いは、大学スポーツに思いを持つ全国の学生が集まり、等身大の意見を語り、交流を深め、それを持ち帰れるような場をつくりたいと発起人である峰尾恵人さんを中心に企画実現されました！

集いでは、3人の方からの講演と6,7人グループに分かれてディスカッションが行われました。

〈小林勝法先生（文教大学）〉

・内輪ではなく外向きに意識を向ける

・共有理解を持つことが大切

・大人に期待せず、体育会生がやりたいことをやってみる

〈高田祐太郎様（筑波大学）〉

・アスレチックデパートメント（AD）

→ 大学における競技スポーツ活動に対す る会計、マーケティング、広報、施設管理、学生支援といった業務全般をマネジメ ントしている

・未来を切り開く勇気、「師魂理才」の人の育成、自他共栄の考えを持つ人を増やす

〈加藤琢也様（大学スポーツチャンネル）〉

・CSpark

→「スポーツでワクワクする」をコンセプトとしたスポーツ動画メディア

ディスカッションでは、体育会員が減少傾向にあることなど、各大学が現在抱えている問題点や、それを他大学はどう対処しているのかなど大変実のある討論が行われました。

様々な大学からの意見は新鮮なもので、なるほど！となる場面も多々ありました！これを上智大学の体育会に持って帰り、活かしていきたいと思います！

今回、北は北海道、南は福岡や佐賀まで全国の様々な大学の等身大の現状、今後への希望について知ることができ、私たちにもまだできることがあるのではないか？と感じました。

今回のような会を企画してくださった峰尾恵人さんを始めとした学生実行委員会の皆様、そしてクラウドファンディングにご協力いただいた大学のOGOB様方、上智大学体育会の皆さん、本当にありがとうございました！ 今回の参加が無駄にならないよう、体育会の発展のため、精進して参ります。