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2018.09.20
部活訪問

少林寺拳法部

体育会所属団体訪問(28)


少林寺拳法部


9月19日に、少林寺拳法部の稽古にお邪魔しました


少林寺拳法は、1947年に日本で宗道臣が創始した武術です。


上智大学の少林寺拳法部は1976年に創設され、毎年全日本学生大会や関東学生大会において、数々の賞を受賞しています


最近では、9月15日に開催した関東学生新人大会で、女子茶帯の部3位、男女白緑帯の部で5位という素晴らしい成績を収めています。


稽古にお邪魔した際には、部員の皆さんは男女関係なく先輩と後輩がペアになって、一番重要な技の練習とその応用である演武に励んでいました。


先輩が後輩に技のポイントを教え、後輩が納得いくまで技の質問をしている様子は、感慨深いものでした。


また稽古の際、主将や先輩・後輩などの立場関係なく、幾度となく「合掌礼」をする様子が気になりました


この合掌礼とは、少林寺拳法の礼式・構えであり、「頭を下げず対等の形で行うその礼は、互いに敬い認め合う心を形にしたもの」だそうです。


相手に礼を尽くすことを重視する少林寺拳法は、スポーツの範疇を超える素晴らしい武術だなと感じました。


主将で3年生の小倉涼太郎さんと、関東学生新人大会で3位だった2年生の伏見瑠捺さん西澤美聖さんペアにインタビューをしました


小倉涼太郎さん


現在の部活の成績を教えてください


「上智大学少林寺拳法部は、ほとんどの部員が大学から少林寺拳法をはじめました。それでも、スポーツ推薦があるような大学と渡り合い、関東大会・全国大会など大きな大会でも4位から6位の成績をおさめています。全国大会では、部員、もちろん僕も1位から3位をとってこれるよう日々練習しています。」


最近まで山梨県で合宿が行われたようですが、合宿では何を得ることができましたか?


「少林寺拳法部は毎日昼休みという短い時間でしか練習ができませんが、合宿というまとまった時間で技の技術の向上だけでなく、集中力や体力を得ることができました。」


合宿で見つけた少林寺拳法部の課題は何ですか?


「僕たちは演武に力をいれているため、立会評価法(組手のような戦うもの)に時間を割くことができず、全体的に迫力が足りないと感じています。技を綺麗にみせることも大切ですが、今後はその点に力を入れたいです。」


伏見瑠捺さん西澤美聖さんペア


ペアを組むにあたって、大切にした点は?


「お互いに、技で直した方がいい部分を遠慮せず伝え合う点を大切にしました。」


大会で意識したことは?


「気持ちの切り替えです。大会には予選と本戦があるのですが、予選の演武は上手くいきませんでした。今までは気持ちの切り替えができず、本戦もうまくいかなかったのですが、今回はそれを乗り越えることができたので、入賞することができました。」


伏見・西澤ペアの演武での注目ポイントは?


「技をかけて飛ぶところです!」


部活訪問後の24日に行われた練馬区大会では、小倉さん、伏見西澤ペアをはじめ多くの部員が優勝しました。


くわしくは、少林寺拳法部のツイッターへ!


https://mobile.twitter.com/sophia_shorinji


少林寺拳法部の皆さん、ありがとうございました。